高性能住宅と窓の大きさについて、よく相談されること

住宅の模型と2台のミニカー、間取り図と色鉛筆が並ぶ設計イメージの写真

家づくりのご相談を受ける中で、私たちがよく話題にするテーマのひとつが「窓の大きさ」です。

明るさ、開放感、景色とのつながり。

窓は、住まいの印象や居心地を大きく左右する存在です。

一方で高性能住宅という言葉と並べた時、

「窓は小さいほうがいいのでは?」

そんな疑問を持たれる方も少なくありません。

このコラムでは、そうしたご相談をきっかけに、高性能住宅と窓の考え方について、少し整理してみたいと思います。


窓は、性能と暮らしの両方に関わる存在

大きな掃き出し窓から自然光が入る、ベージュのL字ソファを配置した明るいリビング空間

窓は、光や風、景色を取り込む役割を持つ一方で、断熱や気密といった住宅性能にも深く関わる要素です。

そのため、

「性能を重視するなら、窓は控えめにした方がいいのでは?

と感じられることがあります。

ただ、窓は性能を考えるためだけのものではなく、暮らしの質や日常の感覚にも大きく影響する存在です。

どこに、どんな大きさで、どんな役割の窓を設けるか。

その選び方によって、住まいの印象は大きく変わっていきます。


大きな窓=性能が下がる、とは限らない

疑問符が描かれた木製ブロックの横に、電球マークのブロックを手で選び取ろうとしている様子

「大きな窓をつくると、性能が落ちるのではないか」

これは、実際によくいただくご質問のひとつです。

確かに、窓は壁と比べると、断熱や気密の考え方がより繊細になります。

しかし、現在の住宅では、窓そのものの性能や設計の工夫によって、快適性と開放感を両立する選択肢が広がっています。

重要なのは、単に「大きいか・小さいか」ではなく、その窓がどんな役割を担っているかという視点です。


窓は、外と内をやわらかくつなぐ存在

朝の光が差し込む窓の前で、両腕を広げて伸びをする女性の後ろ姿

Pal & Parkでは、窓を外と内をやわらかくつなぐ存在として捉えています。

・朝の光が入る方向

・外の緑や空が見える位置

・季節の変化を感じられる景色

こうした要素は、図面や数値だけでは測れない価値を生み出します。

実際に暮らしが始まると、窓越しに見える風景が、日々の気持ちや過ごし方に静かに影響していきます。


高性能住宅だからこそ、窓の設計が大切になる

明るいオフィスで女性スタッフが夫婦と向き合い、ノートパソコンを使って住まいの相談をしている様子

住宅性能が高まるほど、住まいの中の環境は安定していきます。

その中で、窓は暮らしに変化やリズムを与える存在になります。

・外との距離感

・落ち着きと開放感のバランス

・時間帯による光の入り方

こうした要素を丁寧に設計することで、性能に支えられた、心地よい暮らしが形づくられていきます。


住まいごとに、窓の答えは変わる

畳スペースのある明るいリビング|木の温もりと光に包まれた自由設計住宅|Pal & Park

窓の大きさや配置に、ひとつの正解があるわけではありません。

・敷地の条件

・周囲の環境

・ご家族の暮らし方

それぞれが異なるからこそ、窓の考え方も住まいごとに変わっていきます。

こうした背景を踏まえ、Pal & Parkでは、性能と暮らしの両面から窓を捉え、その住まいにとって心地よいバランスを一緒に探していきます。


窓を通して、暮らしが整っていく

大きな窓から緑が見える明るいリビングで、ソファに座る家族3人が笑顔で団らんしている様子

住まいの中で、何気なく視線を向けた先にある景色。

ふと感じる光のやわらかさ。

そうした積み重ねが、日々の暮らしを穏やかに整えていきます。

高性能住宅と窓の関係は、数値だけで語れるものではありません。

暮らしの中でどう感じ、どう過ごしていくか。

その視点を大切にしながら、住まいを考えていくことが重要だと、私たちは考えています。