2050 Standard House Projectに加盟!未来基準でつくる “高気密・高断熱×省エネ住宅” 超入門

こんにちは。Pal&Park の中逵です。
私たちPal&Parkでは気密・断熱に優れたの高性能の家づくりをお届けしているのですが、実は Pal&Park は 「2050 Standard House Project」 に加盟し、未来基準の家づくりを本格的に推進しています。
“2050 年でも当たり前に快適で、地球にもやさしい家”——そんなワクワクするプロジェクトの中身をご紹介します。


1. 2050 Standard House Project とは?

2050 年のカーボンニュートラルを見据え、“省エネ・断熱・健康・耐震”をキーワードに未来の標準住宅を探究するビルダー連携プロジェクトです。目標は、WHO が推奨する冬の室温 18 ℃をクリアしつつ、一次エネルギー消費を大幅に削減する住まいを日本の“当たり前”にすること。全国の先進ビルダーが知見を持ち寄り、断熱材・パッシブ設計・蓄熱壁紙など新技術の実証も進めています。

要は 2030 年基準で良い家 ではなく、2050 年に標準になる家 を先取りしよう、という挑戦なのです。


2. Pal&Park が参加した理由

◆ 理由その 1:未来基準を「今の家」に

建てた瞬間に“旧モデル”になる家では悲しいですよね。2050 Standard の指針を取り入れれば、10‒20 年後でも性能が色褪せず、資産価値と快適さを長く保てます。

◆ 理由その 2:共同開発でコストを抑える

高性能部材を単独で開発すると高コストですが、参加ビルダーで共同購入・共同実証することで価格を最適化。結果、お客さまへの負担を最小限に抑えられます。

◆ 理由その 3:健康価値の見える化

断熱強化+計画換気で室温 18 ℃をキープできれば、ヒートショックやぜんそくリスクを低減。プロジェクトでは温湿度・CO₂ モニタリングの知見も共有され、データで「健康」を示せるのが大きな魅力です。


3. 2050Standard が掲げる性能目標

◆ 断熱:UA 値 0.46 以下がベース

HEAT20 G2 グレード相当をベースラインに設定し、窓からの熱損失を抑える樹脂サッシ+三層ガラスを推奨。壁 100‒120 ㎜相当の高性能断熱材を標準化します。

◆ 気密:C 値 0.5 ㎠/㎡ 以下

全棟気密測定を行い、快適性と計画換気の安定を両立。Pal&Park も竣工時に数値をお渡ししています。

◆ 冬期室温:全居室 18 ℃以上

WHO 指針を満たす室温を目指し、温度ムラのないプランニングと熱交換換気を組み合わせています。

◆ 一次エネルギー:住宅分野で 60‒70 % 削減

高効率設備+太陽光+蓄電+パッシブ設計で大幅削減し、脱炭素社会に貢献します。


4. お客さまにとっての 3 大メリット

① 光熱費の将来不安を軽減

エネルギー高騰が続いても、ランニングコストを抑制。

② 健康リスクを低減

全館 18 ℃基準でヒートショックやアレルギーリスクを最小化。

③ 資産価値が持続

2050 年の基準を先取りすることで、将来的なリフォーム費用や評価額の目減りを抑えます。


5. まとめ──2050 年の当たり前を「今」から

2050 Standard House Project に加盟し、全国の仲間と切磋琢磨しながら、Pal&Park は未来基準を実証しながら、高性能な家づくりをしています。
快適・健康・経済性・地球環境のすべてを両立した住まいへ、ぜひ一緒に一歩踏み出してみませんか?
ご興味があれば、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。